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#blognavi この日記は、実は数日前にﾐｸｼｨにアップしたものです。 迷ったんだけど、やっぱり一人でも多くの人に気付いてもらいたいから こっちの日記にも載せることにしました。 日本人は、のんきに、賞味期限がどうだの言っていますが、 実は、日本は人口減少（つまりは生産力も減少） の傾向が止まりませんが 世界的には人口増の傾向があり、 それなのに 環境破壊による農作物、水産資源および 居住でき、生産できる土地の 地理的面積の深刻な減少による 確実な世界的食糧難という未来が予想されています。 おばかなマスコミたちは こぞって企業を攻め立てますが 今ここで日本国民が気付かなければならないのは 病的に食べ物を捨てる恐ろしい習慣が 近い将来自分たちを致命的に追い詰めるということ。 以下ﾐｸｼｨ内の自分の日記より引用 ■ほっかほっか亭、２９１店舗で消費期限切れ商品販売(読売新聞 - 02月06日 22 21) いろんな意見があるとは思うんだけど。 不二家の件以来、この手の話が ぞくぞくと報道されるようになったけれど、 そもそも「賞味期限」の設定自体が慎重すぎるような気がする。 現に不二家は今まで何十年とそれでやってきて 大丈夫だった。 日本がお金を持っていて豊かなうちはいい。 ほんの少し金持ちになったからといって 農作業を放棄し、外国からばかり食べ物を買っては 捨てる習慣を身に着けてしまった日本人。 今後、環境破壊のツケで世界は深刻な食糧難の時代に入る。 いくら金を積んでも食料を買えない時代がやってくる。 すでに日本人には金がなくなりつつある。 農業回帰の傾向はあるが、果たして間に合うのか。 もったいない、ではない。 そして、キレイごとでは解決できないほど 危機的な未来がすでに始まりつつあるのに 気付いていない人が多すぎる。 危機感が足りない、この国には。 この手のニュースが報道されるたびに思う。 カテゴリ [環境破壊と人類の行方] - trackback- 2007年02月12日 01 19 24 名前 コメント #blognavi
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ギルド「超時空冷蔵庫」のヘタレマスター STRの割に低い火力が特徴ｗｗ。
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未
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現代物、ドス、業務用餡子 『餡子貯蔵庫』 餡子の賞味期限はそれほど長いものではない。 密封された土産用のものはそれなりではあるが、 店内でお茶と共に食べる物は衛生上の問題から早い処分が必要となってくる。 近年の外国産原材料の農薬や劇物の混入により、 和菓子屋は原材料の日本産へとシフトしつつあるのだが、 コストの上昇と消費者意識の向上からか不正は許されない状況となり、 また不正が発覚した際は廃業を迫られるのは間違いなく、 各々の経営者は頭を悩ませることとなった。 どの店でも、饅頭妖怪ゆっくりは大活躍しているのだが、 現場の知恵とでも言うべきか、 ゆっくりの内容物は栄養を十分与えれば腐ったりすることがないというのは常識となっていた。 またゆっくりが怪我をした時に餡子を中に詰め込むと内容物と融合を図り、 元気を取り戻すということも研究によって明らかとなっている。（ゆっくりの発言による検証であるが） 老舗の和菓子店「緩慢屋」は本日の営業を終了した。 前年に高速道路の建設による立ち退き要請により、初代経営者から受け継がれて来た店舗は移転となり、 現在は清潔感あふれる新しい建物により多くの客で賑わう和菓子屋である。 移転の際に現在の経営者は行政法人ゆっくり研究所に勤める知人からドスまりさを譲り受けることなり、 ドスまりさを収容するスペースを確保したのである。 営業時間も終了し、本日も後始末と翌日以降への準備の時間である。 いかな人気店とはいえ、売れ残りは存在する。 ドスまりさの正面では売れ残った饅頭の皮を排除し、餡子と分別をしている。 饅頭の皮は営業中にドスまりさに食べさせる食事となり、 餡子は今からドスまりさの中身にぶち込み、融合させるためである。 ドスまりさの餡子は一般的には甘くないといわれてはいるが、常に良質な餡子を中に詰め込まれ、 苦痛を与え続けられることによって十分な品質が確保されている。 また、その加減が程良い甘さを生みだし、老舗の看板の効果もあり上質な味として親しまれている。 「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」 ドスまりさの目に写るのは深い絶望だけである。 餡子と皮の分別が完了し、パートの従業員二人による餡子を内部に詰める作業が今開始されようとしている。 このドスまりさの頭頂部は人間による改造が施されており、 簡単に頭頂部を開閉することが出来るのだ。 蝶番とドアクローザー、開閉のためのレバー、そしてそれが壊れないようにされているだけの簡素なものである。 まず、１人の従業員がレバーにより頭頂部が開ける状態にする。 この際に内部にある餡子がレバーの動きにより刺激され、眠っていたとしても強制的に覚醒させられるのだ。 そしてこれはドスまりさの受ける苦痛の始まりの合図でもある。 「おねがいじまずうううううもうごろぢでえええええ！！！」 従業員二人により頭頂部は開けられ、そこに餡子が投げ込まれる。 例え餡子がゆっくりの内容物と同じであり、治療に使われるとはいっても、 直接餡子を触れることに変わりなく、すさまじい激痛がドスまりさを襲う。 「ゆげぇええええ！！！」 ドスまりさは動くことも死ぬことも許されない、許されるのは生きる事、そしてこの激痛を受け続けることだけである。 しかし餡子が投入されたのはこれから長く続く痛みとの戦いの序章に過ぎない。 餡子の投入が完了を確認後、ひとりの従業員が木のヘラをドスの内部に突っ込む。 ドスの悲鳴が作業場に鳴り響くが誰も表情を変えない。 これから３０分交代の餡子をかき混ぜる作業の始まりに過ぎないからだ。 投入された餡子は店の物だけではなく、新しく入荷したゆっくり餡も含まれている。 ゆっくり餡にはそれぞれのゆっくりの生涯とも言うべき記録が含まれている。 餡子かき混ぜられるたびにドスは様々なゆっくりの生涯を走馬灯のように体験し、 そしてそのゆっくり出来なかった生涯に涙を流すのだ。 ドスまりさは群れのリーダーとなり、所属するゆっくりたちをゆっくりさせるのが存在意義である。 この捕らえられているドスまりさもその例に洩れず、ゆっくりさせることこそが喜びと感じる個体なのだ。 そしてこのかき混ぜる作業により見せられる他のゆっくりの生涯はドスまりさを責め立てる。 お前はそこで何をしているのかと しかしドスまりさは動きを封じられている、何も出来ないのだ。 精神が死のうとしても、中身を掻き混ぜられ、餡子を奪われることにより、 ドスまりさは自身の根底にある記憶以外を守ることは出来ないのだ。 従業員による餡子のかき混ぜ作業は始まったばかりだ。 今日は餡子の量が少ないということもあり、新しく追加することになっていたが、 原材料の高騰により一日追加する量をオーバーしてしまっている。 このような時は水を混ぜ合わせることにより水増しを図るのである。 水が追加されたことによりゆっくりの記憶に異常が生じる。 ドスまりさの優れた知能と本能によりゆっくりの記憶はそれぞれ個別のものとして消化されていく。 しかし水により餡子同士が結びつくことにより、一部の記憶は水により薄れ、大半の記憶は融合されることになる。 いかに優れた知能を持つドスまりさであっても処理しきれない用の記憶は激痛を生むのだ。 水によって甘さが損なわれても激痛による埋め合わせがなされることがあるため、水増しは日常茶飯事となっている。 ドスまりさの叫びがやむことはない 最初の３０分が終了した。 ドスまりさに僅かな休憩が与えられる事になる。 一分にも満たない時間ではあるが。 木のヘラがまた内部に侵入する。 掻き混ぜる従業員は最近所属した若い男性だ。 今日は週末ということもあり、仕事終了後の遅い時間ではあるが飲み会への参加が予定されている。 彼の逸る気持ちは木のヘラに伝播し、 浮ついた彼の気持ちにより掻き混ぜる作業は乱雑なものとなっている。 餡子の融合は最初の３０分の段階でほぼ完了しており、後半の３０分はドスまりさが正常な思考が出来ないように、 ゆっくりと中身をかき回すのが目的となっている。 彼はドスまりさの悲鳴がいつもより凄まじい事になってる事を気にも留めず。 ゆっくりと鼻歌を歌いながら、のりのりで掻き混ぜる。 そして彼は気づく、手前にヘラを持ってきたときに叫びが大きくなることに、 手前から奥に動く時に叫びが止むことに。 鼻歌の合いの手にドスまりさを任命し、彼は２次会のカラオケに思いをはせる。 苦痛から開放されたドスまりさはしばし放心状態となるものの、 自身に出来ることが無いため逃避行動として睡眠に入る。 しかし、夢という形でドスまりさは責め立てられる。 様々なゆっくりの怨みの声。 ドスまりさはそれから逃げるために走り出そうとするが体は動かない。 目を合わせないように顔を伏せようとしても体は動かない。 悪夢により魘されたとしても、ドスまりさの体は動かすことができないのだ。 絶望は積もりに積もり、そう遠くないうちに限界へといたるだろう、 ここが和菓子屋でなければ。 日が昇りきる前に仕込みははじまる。 ドスまりさが寝ている間にすばやく餡子を取り出すことが重要だ。 これは慣れたもので無ければ不可能だ。 ドスまりさを起こすようなことになれば近所迷惑になってしまう。 餡子製造機の一日のサイクルに乱れは許されない。 朝日が眩しくなる頃にドスまりさは目覚める。 「ゆっくりしていってね・・・」 餡子が奪われ、声に力はない。 完全に覚醒するまでははっきりしない頭で過去の思い出に浸る。 それはドスまりさが幸せだった頃の記憶。 母と姉妹に囲まれ自然を謳歌するひと時を。 ドスまりさとなり群れを纏め上げ誰からも敬われていた過去を。 人間を甘く見たことによる群れの崩壊を。 寒気が体を走り、ドスまりさは覚醒する。 その目は複雑な色を映し出している。 感情は何があったかを理解していても、記憶が存在しない。 怒り、絶望、自身の不甲斐無さを悔いる思いはある。 捕らえられ餡子製造機であり貯蔵庫である自身の現状を考えればどういったものかは予想はつく。 しかし、明確なイメージが浮かばない。 いくら思考しようとも奪われた記憶は戻りはしない。 朝の静かなひと時。 はっきりしない物を抱えながらも体は眠りを求める。 ああ、今睡眠をとればいつまでも眠ることが出来るだろう。 ドスまりさの寝顔は非常に穏やかなものになる。 それを見つめる従業員も心がリラックスしてくるのだ。 今日も一日がんばろうと。 明日もまた日が昇る。 和菓子屋の朝は早い。 終わり 後書き ２作目となります。 ゆっくり語がうまく書けません。 前作復唱していってねでは説明不足の点が多かったのでなるべくそれを廃しました（つもりでいます） 作品内の時間は実質一日に絞ったので不明瞭な点は少ないと思います。 内容は相変わらず短いものです。 業務用となると小さいサイズのゆっくりは手間がかかるし無理かなと思いドスを採用しました。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/3101.html
現代物、ドス、業務用餡子 『餡子貯蔵庫』 餡子の賞味期限はそれほど長いものではない。 密封された土産用のものはそれなりではあるが、 店内でお茶と共に食べる物は衛生上の問題から早い処分が必要となってくる。 近年の外国産原材料の農薬や劇物の混入により、 和菓子屋は原材料の日本産へとシフトしつつあるのだが、 コストの上昇と消費者意識の向上からか不正は許されない状況となり、 また不正が発覚した際は廃業を迫られるのは間違いなく、 各々の経営者は頭を悩ませることとなった。 どの店でも、饅頭妖怪ゆっくりは大活躍しているのだが、 現場の知恵とでも言うべきか、 ゆっくりの内容物は栄養を十分与えれば腐ったりすることがないというのは常識となっていた。 またゆっくりが怪我をした時に餡子を中に詰め込むと内容物と融合を図り、 元気を取り戻すということも研究によって明らかとなっている。（ゆっくりの発言による検証であるが） 老舗の和菓子店「緩慢屋」は本日の営業を終了した。 前年に高速道路の建設による立ち退き要請により、初代経営者から受け継がれて来た店舗は移転となり、 現在は清潔感あふれる新しい建物により多くの客で賑わう和菓子屋である。 移転の際に現在の経営者は行政法人ゆっくり研究所に勤める知人からドスまりさを譲り受けることなり、 ドスまりさを収容するスペースを確保したのである。 営業時間も終了し、本日も後始末と翌日以降への準備の時間である。 いかな人気店とはいえ、売れ残りは存在する。 ドスまりさの正面では売れ残った饅頭の皮を排除し、餡子と分別をしている。 饅頭の皮は営業中にドスまりさに食べさせる食事となり、 餡子は今からドスまりさの中身にぶち込み、融合させるためである。 ドスまりさの餡子は一般的には甘くないといわれてはいるが、常に良質な餡子を中に詰め込まれ、 苦痛を与え続けられることによって十分な品質が確保されている。 また、その加減が程良い甘さを生みだし、老舗の看板の効果もあり上質な味として親しまれている。 「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」 ドスまりさの目に写るのは深い絶望だけである。 餡子と皮の分別が完了し、パートの従業員二人による餡子を内部に詰める作業が今開始されようとしている。 このドスまりさの頭頂部は人間による改造が施されており、 簡単に頭頂部を開閉することが出来るのだ。 蝶番とドアクローザー、開閉のためのレバー、そしてそれが壊れないようにされているだけの簡素なものである。 まず、１人の従業員がレバーにより頭頂部が開ける状態にする。 この際に内部にある餡子がレバーの動きにより刺激され、眠っていたとしても強制的に覚醒させられるのだ。 そしてこれはドスまりさの受ける苦痛の始まりの合図でもある。 「おねがいじまずうううううもうごろぢでえええええ！！！」 従業員二人により頭頂部は開けられ、そこに餡子が投げ込まれる。 例え餡子がゆっくりの内容物と同じであり、治療に使われるとはいっても、 直接餡子を触れることに変わりなく、すさまじい激痛がドスまりさを襲う。 「ゆげぇええええ！！！」 ドスまりさは動くことも死ぬことも許されない、許されるのは生きる事、そしてこの激痛を受け続けることだけである。 しかし餡子が投入されたのはこれから長く続く痛みとの戦いの序章に過ぎない。 餡子の投入が完了を確認後、ひとりの従業員が木のヘラをドスの内部に突っ込む。 ドスの悲鳴が作業場に鳴り響くが誰も表情を変えない。 これから３０分交代の餡子をかき混ぜる作業の始まりに過ぎないからだ。 投入された餡子は店の物だけではなく、新しく入荷したゆっくり餡も含まれている。 ゆっくり餡にはそれぞれのゆっくりの生涯とも言うべき記録が含まれている。 餡子かき混ぜられるたびにドスは様々なゆっくりの生涯を走馬灯のように体験し、 そしてそのゆっくり出来なかった生涯に涙を流すのだ。 ドスまりさは群れのリーダーとなり、所属するゆっくりたちをゆっくりさせるのが存在意義である。 この捕らえられているドスまりさもその例に洩れず、ゆっくりさせることこそが喜びと感じる個体なのだ。 そしてこのかき混ぜる作業により見せられる他のゆっくりの生涯はドスまりさを責め立てる。 お前はそこで何をしているのかと しかしドスまりさは動きを封じられている、何も出来ないのだ。 精神が死のうとしても、中身を掻き混ぜられ、餡子を奪われることにより、 ドスまりさは自身の根底にある記憶以外を守ることは出来ないのだ。 従業員による餡子のかき混ぜ作業は始まったばかりだ。 今日は餡子の量が少ないということもあり、新しく追加することになっていたが、 原材料の高騰により一日追加する量をオーバーしてしまっている。 このような時は水を混ぜ合わせることにより水増しを図るのである。 水が追加されたことによりゆっくりの記憶に異常が生じる。 ドスまりさの優れた知能と本能によりゆっくりの記憶はそれぞれ個別のものとして消化されていく。 しかし水により餡子同士が結びつくことにより、一部の記憶は水により薄れ、大半の記憶は融合されることになる。 いかに優れた知能を持つドスまりさであっても処理しきれない用の記憶は激痛を生むのだ。 水によって甘さが損なわれても激痛による埋め合わせがなされることがあるため、水増しは日常茶飯事となっている。 ドスまりさの叫びがやむことはない 最初の３０分が終了した。 ドスまりさに僅かな休憩が与えられる事になる。 一分にも満たない時間ではあるが。 木のヘラがまた内部に侵入する。 掻き混ぜる従業員は最近所属した若い男性だ。 今日は週末ということもあり、仕事終了後の遅い時間ではあるが飲み会への参加が予定されている。 彼の逸る気持ちは木のヘラに伝播し、 浮ついた彼の気持ちにより掻き混ぜる作業は乱雑なものとなっている。 餡子の融合は最初の３０分の段階でほぼ完了しており、後半の３０分はドスまりさが正常な思考が出来ないように、 ゆっくりと中身をかき回すのが目的となっている。 彼はドスまりさの悲鳴がいつもより凄まじい事になってる事を気にも留めず。 ゆっくりと鼻歌を歌いながら、のりのりで掻き混ぜる。 そして彼は気づく、手前にヘラを持ってきたときに叫びが大きくなることに、 手前から奥に動く時に叫びが止むことに。 鼻歌の合いの手にドスまりさを任命し、彼は２次会のカラオケに思いをはせる。 苦痛から開放されたドスまりさはしばし放心状態となるものの、 自身に出来ることが無いため逃避行動として睡眠に入る。 しかし、夢という形でドスまりさは責め立てられる。 様々なゆっくりの怨みの声。 ドスまりさはそれから逃げるために走り出そうとするが体は動かない。 目を合わせないように顔を伏せようとしても体は動かない。 悪夢により魘されたとしても、ドスまりさの体は動かすことができないのだ。 絶望は積もりに積もり、そう遠くないうちに限界へといたるだろう、 ここが和菓子屋でなければ。 日が昇りきる前に仕込みははじまる。 ドスまりさが寝ている間にすばやく餡子を取り出すことが重要だ。 これは慣れたもので無ければ不可能だ。 ドスまりさを起こすようなことになれば近所迷惑になってしまう。 餡子製造機の一日のサイクルに乱れは許されない。 朝日が眩しくなる頃にドスまりさは目覚める。 「ゆっくりしていってね・・・」 餡子が奪われ、声に力はない。 完全に覚醒するまでははっきりしない頭で過去の思い出に浸る。 それはドスまりさが幸せだった頃の記憶。 母と姉妹に囲まれ自然を謳歌するひと時を。 ドスまりさとなり群れを纏め上げ誰からも敬われていた過去を。 人間を甘く見たことによる群れの崩壊を。 寒気が体を走り、ドスまりさは覚醒する。 その目は複雑な色を映し出している。 感情は何があったかを理解していても、記憶が存在しない。 怒り、絶望、自身の不甲斐無さを悔いる思いはある。 捕らえられ餡子製造機であり貯蔵庫である自身の現状を考えればどういったものかは予想はつく。 しかし、明確なイメージが浮かばない。 いくら思考しようとも奪われた記憶は戻りはしない。 朝の静かなひと時。 はっきりしない物を抱えながらも体は眠りを求める。 ああ、今睡眠をとればいつまでも眠ることが出来るだろう。 ドスまりさの寝顔は非常に穏やかなものになる。 それを見つめる従業員も心がリラックスしてくるのだ。 今日も一日がんばろうと。 明日もまた日が昇る。 和菓子屋の朝は早い。 終わり 後書き ２作目となります。 ゆっくり語がうまく書けません。 前作復唱していってねでは説明不足の点が多かったのでなるべくそれを廃しました（つもりでいます） 作品内の時間は実質一日に絞ったので不明瞭な点は少ないと思います。 内容は相変わらず短いものです。 業務用となると小さいサイズのゆっくりは手間がかかるし無理かなと思いドスを採用しました。 このSSに感想を付ける